もちもちたちと巡る箱根の旅、後編の2日目です。
1日目に比べれば巡る場所は少ないのですが、この日もたくさん観光をしました。よかったらまたどうぞお付き合いください。 それでは後編、2日目です。
\ 箱根の旅 すたーと! /
一二三 ( ∫∫ - ¯ ) ( ∫ . 0 ) ⚐゛
7:30 お宿の朝風呂!
お風呂場からおはようございます。
もちもちたちです。
とってもすごいことに、宿泊したお宿は全室に貸切露天風呂がついているそうです。ということで、もっちりさんたちにもお風呂を堪能していただきました。
⚠︎ 動画は再生すると音が出ます
このような感じで、追い焚きをすると湯口から熱いお湯も足せるようになっています。
それではむぎゅっと湯桶に入って…
お湯に入っていただきましょう。
露天風呂からは、紅葉で赤や黄色に色づいた山々が見えました。
そして今日もとても良いお天気です。
2日目はどんな景色が見られるのか楽しみになってきました。
9:30 お宿の朝ごはん
1人前………?(2回目)
やはりどれも手が込んだお料理でとても美味しかったです。
1人前にしては豪華すぎるくらい豪華でした。(この他に蒸し料理もありました)
目移りするほどご飯のおかずがあったので、うっかりお茶碗一杯分お米をおかわりしてしまいました…わんぱくな朝ごはんになりました。
おいしい朝ごはんをいただいた後は荷物をまとめ、チェックアウトをして今日の旅に出かけます。
ひと晩お世話になりました。
昨晩は真っ暗でしたが、お宿の目の前にはこんなに素敵な風景が広がっていたのでした。
11:00 箱根湯本商店街を散策
箱根湯本駅前には多数の飲食店やお土産屋さんが軒を連ねています。
17時〜18時半ごろには閉まってしまうお店も多いので、お土産などを買うなら早めの時間がよいようです。
ということで商店街を見て回っていると、『カステラ焼き箱根まんじゅう』の文字を発見。カステラ生地の中には、なめらかな白あんがぎっしり詰まっていて、上品な甘さでおいしいです。
ざのもちさんもまんじゅうが気になって見にきています。
ざのもちさんは夏に生まれて以降、今回が初めての旅行なので見るもの全部が目新しいだろうな…と思います。
いろんなものに興味津々なざのもちさんです。かわいいです。( ∫ . 0 ) ⁾⁾
11:40 『箱根ガラスの森美術館』へ!
箱根湯本駅から桃源台行きの箱根登山バスに乗り、約25分ほどかけて『箱根ガラスの森美術館』へ向かいます。
中世イタリア・ヴェネチアをイメージしたこの施設の敷地内には、ガラス細工の体験ができる施設や、お土産物を販売しているかわいい水車小屋が立ち並んでいます。
庭園にはガラスでできた植物のオブジェと本物の植物が混在している場所がいくつもあり、まるで敷地にあるもの全部が展示品のようでした。
川や滝と隣接している立地でもあるので、山の自然とつながっている植栽や花壇もたくさんあります。
中には紫陽花の花壇もありました。
開花は梅雨頃なのできっと今は咲いていないな…と思っていたのですが、なぜか一本だけ咲いている紫陽花を発見しました。
この子はガラスではなく、本物の紫陽花です。
11月にもかかわらず元気に咲いている紫陽花さんに会えて、ちょっぴりハッピーをもらえました。
そして美術館の敷地内で発見したものには、こんなものも…
道すがら見つけた、謎の『真実の口さん』です。
この美術館自体がイタリア・ヴェネチアンスタイルを踏襲した施設になっているため、イタリアつながりで設置されているのかなと思うのですが…
なんと口の部分に手を入れると、消毒液が出る仕組みになっています。
見た目はちょっと怖いですが、このご時世に大活躍してくれるシステムになっていらっしゃいました。
屋内展示施設はガラスのシャンデリアがあったりコウモリ天井だったりと、まさしく中世を思わせるクラシカルな内装でした。
ヴェネチアングラスの起源から発展、そしてガラスの製法や技巧、制作に使用する道具についてまで詳細に展示されています。
繊細で美しいガラスたちが歴史とともに姿を変えてきた様子を、たくさん知ることができました。
14:30 『箱根ラリック美術館』へ
『箱根ガラスの森美術館』からまた少し登山バスに乗って『箱根ラリック美術館』へ向かいます。
アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代に活躍したガラス工芸作家、ルネ・ラリックのコレクションが展示されている美術館です。
美術史やデザイン史が好きな方はご存知かもしれませんが、のちに"アール・ヌーヴォーの父"と呼ばれるアルフォンス・ミュシャが初めて手がけたポスター『ジスモンダ』は、劇曲の宣伝用に制作が依頼されたリトグラフのポスターでした。
そのポスターに描かれていた女優は、サラ・ベルナール。
彼女が劇曲『ジスモンダ』を演じるにあたり、舞台用の冠を制作した人物こそが、ルネ・ラリックでした。
百合の花をモチーフにした美しい冠は、ミュシャがデザインを担当し、ラリックが制作をしたものだったそうです。
将来の巨匠たちが若い頃一緒に仕事をして最高の作品が生まれた系の話が大好きなので、何度もミュシャとラリックの話をしてしまうのですが、ここはそんな"巨匠"のコレクションが展示されている貴重な美術館なのです。
館内は撮影禁止のためカメラにおさめられたのは入口扉までですが、中はとても静かで人が少なかったのでまさに穴場の美術館、といった印象でした。
ラリックが制作した香水瓶や宝飾、室内装飾作品の、繊細かつダイナミックな造形美をじっくりと楽しむことができます。
16:00 『長安寺』の紅葉散策
陽が少し傾いてきましたが、最後の目的地である『長安寺』まで向かいます。
創建されたのは万治元年(1658年)の名刹です。境内や裏山の林の中には五百羅漢像と呼ばれる像が点在しています。
紅葉の名所と呼ばれているこのお寺で、ゆっくりと散策しながら紅葉を楽しみます。
緑から黄色、橙色、赤色に変化しつつあるちょうど過渡期の紅葉を見られたので、非常に色とりどりな秋の様子を満喫することができました。
巡り終えた頃、お寺の境内から門の方を振り返るとちょうど夕陽が差し込んできていました。
紅葉した木々の隙間から夕焼け色の木漏れ日が見られました。
箱根の旅 巡り終えました!
いつも旅行の時は山ほど予定を詰め込んでしまうタイプなのですが、今回も見たかった場所はなんとか全部巡りきることができました。
ざのもちさんは初めての旅行でしたが、もっちりさんと一緒に箱根の旅を楽しめていたら、とっても嬉しいな〜と思います。 もちたちを連れてまた旅行に出かけたいなと思うので、記事を更新した際はのぞいてみていただけると嬉しいです。
前編に引き続き後編まで、長々とお付き合いくださり本当にありがとうございました!
それでは、また次の更新で。
cona
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