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𝙃‌𝘼‌𝙋‌𝙋‌𝙔‌𝘽‌𝙄‌𝙍‌𝙏‌𝙃‌𝘿‌𝘼‌𝙔 Balette Waterford

更新日:2021年4月29日



4月28日はバーレット・ウォーターフォード兄様のお誕生日でした。


今回は描きたいものがわりとイメージ通りに描けたので気に入っております。

眼力が鋭い、顔がいいとお褒めいただくこともありとっても嬉しいです。ありがとうございます。


今回は兄様こと、バーレット氏の設定や生まれた経緯のことなど少し解説いたします。


加えて今回はお誕生日イラストの途中経過の画像もチラッと載せてみます。


 

バーレットの基本的な設定としては、厳格かつ神経質な性格。規律の正しさをとても重要視するタイプの人です。

愛用の得物はバレットM82。

アメリカの大口径セミオート式狙撃銃ですが、肩や背筋がべらぼうに強いため彼は両手に狙撃銃を両手に持って連続射撃してきます。


趣味は歌を歌うことや、音の芸術に触れること。一時期オペラ歌手を目指していたこともあったようで、歌はとても上手ですが声量がはちゃめちゃにあります。


世界線によって少しずつ性格や価値観などに差がありますが、本編世界線では血統や出自・家柄を重んじるあまり他人を差別的に扱う部分があるのも彼の特徴のひとつです。


ウォーターフォード家はイタリア・トスカーナ地方に興った貴族の家であり、他の貴族家との政略結婚などで栄えた一族でありますがそれは表向きの顔。内部の実情は一族ぐるみで悪魔崇拝を行うカルト宗教団体です。

一族が貴族の家柄でいられるだけの財力は、このカルト宗教が行う洗脳や搾取によって作られたという黒い歴史があります。

他貴族家との政略結婚も、ほとんど相手の家の人間を洗脳して一族の傘下に入らせる約束をさせていたという恐ろしい一族でもあるのです。


バーレットは本家一族の末子であり異父兄弟の兄が2人いましたが、2人ともある理由で亡くなったために三男のバーレットが正当な継承者となり、ウォーターフォード家当主・バーレット伯爵公となりました。

そこに行き着くまでには本当に色々なことがあり、騒動の渦中でバーレットは顔や右上半身に大怪我をする事態にもなったのですが…そこは本編でがんばって描こうと思います。


 

そしてバーレットがキャラクターとして生まれた理由を語るには、やはりふぁちゃんことファブリアーノの存在が外せないです。


※ファブリアーノについては彼の誕生日に解説しておりますので、(ほとんど生まれた経緯についてですが)気になる方はこちらの顔文字のリンクからどうぞ


たびたび公式から"兄様"と呼ばれるバーレットですが、キャラクターが生まれた順番で言えばファブリアーノの方が先です。

しかしこの初期のファブリアーノという奴が本当に扱いに困るほどの暴れん坊であり、精神がおぼろ豆腐くらいの脆さで、さみしがりやでした。

それは今でもかわらないのですが、あんまりにも人生ボロボロの状態で生きていたので可哀想になってきまして、誰か頼れる人とか知り合いが1人でもいるといいなと思いました。


助けてもらったり優しくしてもらえなくても、少なくとも話ができたり、ファブリアーノのことを頭の片隅に置いて考えながら生きている知り合いのような人を、ファブリアーノが望んでいる気がしたので。


そうして生まれたのが、バーレット兄様です。


最初からファブリアーノの親戚という設定があったので、初期の方に描いていた兄様の顔はファブリアーノそっくりでした。



キャラクターデザインとしては吸血鬼伯爵や巌窟王っぽいイメージの、恐ろしくて物々しくて貴族的な雰囲気になるよう意識しています。


そしてこちらが、今回のお誕生日イラストの兄様。



わかりづらいかもしれませんが初期に比べて、目元の隈取り(?)と眉と唇の縦幅が厚くなり、目つきが余計厳しくなり、鷲鼻になり、体格が多少良くなっています。


作画工程の線画を見るともう少しわかりやすいかもです。



ラフがとにかく適当なうえ線画を細かくしすぎたりと色々やらかしていますが、いつもすごくシンプルな工程で作画しております。


骨格の特徴がやや甍さんに寄ってきていますが、甍さんよりは兄様の方がすこし華奢で背が低く、顎のラインがシャープであるという設定があります。描いてる人にしかわからないやつかもしれませんね…


とにかく毎回性癖をたくさん詰め込んで描いております。

今回イラストを描いてるとき、「やっぱり好きだなぁ兄様〜!」としみじみ思えたことが一番幸せなことでした。


 

小話ですが、ウォーターフォードという名前はファブリアーノと同じように紙の名前からとっております。

紙の産地とキャラクターの出身地を結構合わせていたりするのですが、事前によく調べてなかったせいでイギリス製の紙であることを知らずにバーレットをイタリア出身の男にしてしまいましたね。


きっとふぁちゃんが兄様にイタリアに来て欲しがったんだろうな。それは愛だよ!愛!と思うことにしています。


まだまだ語りたいことはいっぱいあるのですが、うっかり語り尽くしてしまいそうなので本編にとっておきます。

そしてまだまだ、彼らの物語を想像していきたいなぁと思っております。


相変わらず更新はゆっくりですが、更新せずに水面下で頑張ってることもいっぱいあるので、更新があった時などたまに見ていただけるととってもうれしいです!


そして改めて、お誕生日おめでとうございます兄様!


ではまた、次の更新で。



cona

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