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𝙃‌𝘼‌𝙋‌𝙋‌𝙔‌𝘽‌𝙄‌𝙍‌𝙏‌𝙃‌𝘿‌𝘼‌𝙔 E.Strathmore

更新日:2021年2月3日



2月2日の今日はE.ストラスモアの誕生日でした。


イラストはwhite room世界線のストラスモアが、ネットの仮想空間『white room』から顕現するシーンをイメージしました。Hello Worldですね。


今回はストラスモアとwhite roomについて少し記載しようと思います。


 

ストラスモアは本編世界線の中では、国境なき青年団・3番隊にて狙撃手を担っています。


3番隊に加入する順番としては割と後の方、リタが加入した後にBFKと一緒のタイミングで入隊することに(現段階では)なっており、当時後方支援が手薄であった3番隊の戦力増強に大きく貢献することとなります。


「射撃の腕は裏世界でもコイツと互角にやり合える奴は少ねえよ」とはBFKの言葉。幼少から裏社会とスラム街で生きてきたBFKとは、同じく裏社会で出会った関係で入隊前にも行動を共にしていた時期があったらしい。


温厚篤実で穏やかで少し天然とも思える性格。そんなストラスモアがBFKと同じ裏社会で生きていた理由が、彼の出自にあります。


ストラスモア家の一族は時にマフィアとも義賊とも呼ばれる特殊な家庭であり、その家には掟があります。


"大恩を受けた人間は一族をあげて守護すること"


ストラスモア家は当主一代につき誰か1人(またはその家族)を一族総出で守護することを掟としている一風変わった哲学を持つ一族です。

恩を受けた人間に限りますが、当主が命を落とすまであらゆる脅威から何としても守り抜くことを信条としているため、その救済を受ける人間からは「神の一族」「義賊」と呼ばれ、一族の攻撃を受ける人間からは「マフィア」「ゲリラ」などと様々に呼ばれています。


一族全員が銃火器の扱いや体術に優れており、恩人を守るためなら命を賭すことも厭わないという考えをもつ者も多いです。

一族の存在を知るものは当主に恩を売ろうと躍起になることもあったらしく、政府要人や組織の指導者の強力なSPのような扱いで、常に裏社会の立役者になってきた歴史があります。


一族の人間はヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の地下にあるネクロポリスで、人目につかないようひっそりと暮らしています。

みんなアルビノの青白い髪と目と肌をしており、まるで異世界の人間のように神秘的で美しい容姿をしていますが、近年は戦争によって行き場をなくした難民の中から、適性がある人間を一族に入れたりもしているので、必ずしも全員アルビノというわけではないようです。

それでも彼らは人種や血のつながりに隔てなく、全員が一族で家族、という考えを持ちます。


というのが、本編世界線でのストラスモアの概要です。


一方white room世界線では、少し人格というか性格が違っています。この世界のストラスモアは、ネットの仮想空間「white room」にある実体を持たない亡霊のような存在です。

かなり長いあいだ人とコミュニケーションを取ることもなく、過去の記憶も実体もないまま意識だけがネットを漂流し、話すこともできない人々も観測している状態がずっと続いたストラスモアの姿。

無機質的で難解な思考を頭の中でずっと繰り返しているアンドロイド的な性格になっていますが、white roomの中で甍と出会い、少し性格に変化が起きていく予定なので、その点もお楽しみいただけたらいいなと思います。


 

そんなこんなで、今回はストラスモアについてお話ししました。


まだまだ彼に関しては私にも分からないことも多いので、また考察が深まり次第記事にしようと思います。


お誕生日おめでとう、スト様〜!





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