12月24日のクリスマス・イブは、弊創作のこじらせ男子ことファブリアーノ・ウォーターマーク君のお誕生日でした。
そうですね笑わない男だと思ってました………
ただ笑ってもどこか笑い慣れてないというか、笑顔が下手というか、ぎこちないところがふぁちゃんのいいところなんですよね。
去年もそうだったのですが、ふぁちゃんはなぜか誕生日絵を描かれるごとに兄様からプレゼントをもらっている気がしますね。
今年は兄様から封蝋つきのお手紙と、ワインカラーのクリスマスローズのお花がプレゼントでした。
(ワイン色のクリスマスローズはふぁちゃんのイメージフラワーです)
普段は結構兄様からの風当たりが強くてストレス値が高いふぁちゃんですが、誕生日だけは幸せな夢を見ているのかもしれません。
つまりふぁちゃんが一番幸せだと思いそうな夢とは、誕生日に兄様がわざわざプレゼントを用意しようと考えるくらい大切にされている弟でいることなのかもしれない…ことについさっき思い至り関係性オタク(作者)は修羅組の関係性のしんどさに改めてのたうち回っています。おかげて血流がよくなりました。自創作健康法ですね。
さて、前回から"創作キャラクターに10個ほど質問をして本人に答えてもらう"という試みを新たにはじめております。
質問内容は診断メーカーより『貴方の創作キャラに10の質問してみたったー』を利用させていただいております。
素敵な診断に感謝です…
それではさっそく
ファブリアーノ君に
10の質問です
1. 髪と目の色を教えてください。
────「…“髪は真夜中の色、瞳は葡萄酒の色”…昔、そう言われたことがある。」
2. 服装を教えてください。
────「フォーマルな服が多いが、特に意識して着ていない。…そういえば、用意されたものしか着たことがない…か…?」
3. 寝巻きはどんなものを着ていますか。
────「ただの白い服だ。寝ぼけて破こうが血で汚れようが、どうでもいい服…」
4. 自分の好きな所はどこですか。
────「そんなもの、ない。余計な質問をするなら、その首…ひねり潰すぞ。」
5. 嫌いなものはありますか。
────「ありすぎる。俺を苦しめるもの、危害を加えるもの…全部、ぐちゃぐちゃに壊してやりたいほど嫌いだ。」
6. ついやってしまう癖はありますか。
────「イラつくと爪を噛むことがある。だが、どうせ数秒で再生する…本当にどうでもいい癖だ。」
7. なにか特技はありますか。
────「………バイオリン、声楽。…それをはじめた理由も、誰に教わったかも聞くな。」
8. 忘れられない記憶はありますか。
────「……“曇り空、糸杉の草原、…歌、古い城…獣…母親……火傷……銃声…………”
どれもこれも本当にくだらない、忘れたくて仕方ないガキの頃の記憶ばかりだ。」
9. 大事なものはありますか。
────「…そんなもの、いまさら俺にあるわけがないだろうが!」
10. 誰にも負けないものはありますか。
────「…強さだ。気に入らないものを全部壊せる圧倒的な力。それだけが俺の存在を確かに肯定してくれる。俺は何にも負けたりしない!俺こそが、最強だ!!」
◉ 質問は以上です。
ご回答ありがとうございました!
なるほど安定の拗らせっぷりで安心いたしました。
情緒不安定なキャラクターは常に心の動きがあるので、いつでも面白く見ていられて良いですね…
回答の補足というかたちですが、下記に簡単な解説を掲載しましたのでよかったらご覧ください。
【解説】
“真夜中の色の髪”とは、ウォーターフォード家の血族の証である深い紫の色味を持った黒い髪のことであり、ファブリアーノが一族の血を引いていることを表す言葉でもあります。
貧富の差こそあれ、場所を転々としてもなんだかんだ衣食住には恵まれてきた子なので、自分で服を選んだり買ったりして着たことがないかもしれません…
眠っている途中で薬が切れると能力が暴走して周囲のものを破壊したり自傷をしてしまうことがあるので、囚人服のように簡素な白い服を着て眠っていることが多いです。
自己肯定感がかなり低い方の子なので、自分では自分の好きなところがあまり思い浮かばないようです。
自己肯定感が低いわりに保身欲が強く、そんな自分のことも嫌いなタイプなため常に精神状態の悪さに翻弄されています。
特殊能力が半不死(自己再生能力)であるため、傷をはじめとして噛んだ爪や切った髪など“欠損”したものはすべて数秒で元通りに再生してしまいます。
唯一弾くことができる楽器はバイオリンです。声楽は高音寄りのテノール。どちらも基礎的な部分はしっかりしている、くらいの実力です。
昔からあまりいい記憶は持ち合わせていないと本人は思っているようですが、本編でファブリアーノの過去編もやるのでこの辺りは楽しみにしていただけると嬉しいです。
大事なものは失ってから気付くタイプの典型例ですね…いいことです…
怪力、力の強さは自創作でも最強と言えます。自分の力が最強と信じることだけを心の拠り所にして生きている子です。
ふぁちゃんの一連の回答を見ていると「いやぁ〜、生きづらそうだなぁ〜〜(笑)」という感想が一番最初に出てくるのですが、こういう「生きづらいな」っていう感覚って人生のうち一回以上は感じるよな、とも思います。
彼の場合はその程度が過激なので、全てに共感することは難しいかもしれませんが「まあ、人生が苦しい気持ちはほんのちょっぴりわかるかも」と、誰かにご共感いただける可能性はあるかもしれない…と少しだけ期待もしています。
彼がいままでどんな人生を生き、これからどんな決断の連続を経て人生を突き進んでいくのか。彼は彼の人生を彼なりに懸命に生きているので、そっと見守っていただけたら嬉しく思います。
もしかしてまたしてもだいぶ長くなりましたかね………???
ここまで読んでくださった方、長くお付き合いいただきありがとうございます!
ふぁちゃんのことに少しでも興味を持って、好いていただけたらとっても嬉しく思います…!
改めてふぁちゃん、お誕生日おめでとう!
ξ ζ ・᷅ὢ・᷄ ) ⁾⁾
それではまた次の更新で。
cona