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  • 執筆者の写真cona

𝙃‌𝘼‌𝙋‌𝙋‌𝙔‌𝘽‌𝙄‌𝙍‌𝙏‌𝙃‌𝘿‌𝘼‌𝙔 Conner Lamplight!


10月31日は弊創作のハロウィンおじさん(!?)こと、コナー・ランプライト卿のお誕生日でした!


「Happy Halloween & Happy Birthday!

奇妙な一夜にぴったりな、

マジック・ショーをお目にかけよう



コナーの特技は手品・マジックですが、あんまりその設定を活かして作品を作ったことがなかったので描いてみました。


今回の誕生日イラストはAfter-5世界線のコナーを描いたものです。

この世界線での彼は設定上、世界的なマジシャンとして活動していることになっています。本編世界でも演劇やショーが大好きな彼にとって、マジックショーを毎日できる仕事なんて天職かもしれないですね。


そんなコナーおじさんについて、名前の由来や特徴なんかを少しばかり書き綴っていこうと思います。


 

コナー(conner)はアイルランド系の人名であり、彼自身の出身国もアイルランドであるという設定があります。

また、コナーという名前には諸説ありますが「知恵、強さ、助言」の意味があり、または「欲望」の意味も持つことがあるそうです。


そしてアイルランドといえばハロウィン発祥の国であることも、彼のの誕生日が10月31日になった大きな理由のひとつです。


特別なイベントごとや催し物が大好きなコナーですが、中でもハロウィンは特別に好きなようです。

数日前からお菓子や飾り付けの準備をしたり、ハロウィン・パーティーにやってくるお客人におもてなしをする計画を立てたりしながら「いやぁ、たのしみだなぁー」と頻繁にひとりごとを言ったりしています。


自分の誕生日よりハロウィンイベントが好きな人なので、ハロウィン当日に「お誕生日おめでとうございます」と言うと、一瞬きょとんとしてから「ああ、お祝いありがとう。ハロウィンに夢中で忘れていたよ。」と言って笑っていると思います。


そしてコナーのもう片方の名前、『ランプライト』は、ミューズ社の高級水彩紙の名前に由来しています。

“ランプの灯りのように優しく温かみのある白色”がこの紙自体の名前の由来であるそうですが、彼のの髪や服の色に白やアイボリー系の色が多いのは、この紙の色からインスピレーションを得ているからでもあります。


ホワイトアッシュベージュのふわふわと巻き上がったような髪の毛には、世界線にもよりますがエメラルド色のインナーカラーが入っていることが多いのも特徴です。


そして気付いた方はもしかしたら少ないかもしれませんが、彼は瞳の色が変わる人でもあります。

大体3〜4色が常に瞳の中にあり、光の当たり方によってはまるでオーロラのように色が変わって見えやすい珍しい瞳である、というとても不思議な設定です。


ですが彼の1番近くにいる秘書の証言では「あれは光でなく、まるで彼の感情・思考の変化やまばたきの瞬間をきっかけに、暗闇でも刻々と色が変化しているように見える」…らしいです。まるで人間じゃないみたいな不気味な言い様ですが、ともあれ彼の瞳の設定自体は全ての世界線で共通だったりします。


今回のイラストでは、よくよく見るとパープル&オレンジ&マゼンタのハロウィン・カラーになっておりました。

今後のコナーの瞳のカラーバリエーションも是非お楽しみに。


 

コナーは度々『コナー卿』と呼んでいただくことがあるのですが、おそらく出自はかなりいい方なのではないかと思います。

(ウォーターフォード伯爵家のバーレット兄様が自分と対等に渡り合うことを許しているくらいでもあるので)


彼の家庭については恐らくあまり細かくは出てこないのですが、彼が語るには"何もかもが整えられた家"だったそうです。


「───紳士的で穏やかな父、優しく慈愛に満ちた母。何ひとつ不自由なく、欠けたもののない幸福な家庭。唯一のイレギュラーは、私が生まれたことだろう。」


とても恵まれた環境で、幸福に純粋に幼少期を過ごしました。その人生には、のちに悪役になるきっかけような出来事や障害は何ひとつありませんでした。

しかし彼の中には元来、とても大きな残酷さがありました。


見た目には紳士的な常識人に見える彼ですが、いわゆる善悪の観念や常識・倫理観については「知識としては知っている」という程度の認識です。

つまりそれらを尊重しようという意識が、彼にはことごとく欠落しています。


「まるで劇を見るように、人の世の全ての残酷を"余興"として楽しみたい」


その願いが通りに罷り通ることは、彼にとって"当たり前に享受することができるはずの幸福"の一部であります。

万が一、罷り通らなかったとしても、それは彼にとって"次に必ずくる余興"をより楽しみに待つための良いスパイスにしかなりません。

ある意味、幸福でいることがとても上手な人です。これは彼がいつも笑顔でいる理由のひとつでもあります。


彼を「まるでワガママな子供のようだ」と評価する人もあります。しかし彼は機能面から見れば、国際連合軍の宰相として優秀に勤めるほど"立派な大人"でいることができる人でもあるのです。


大人として生きる一方で、子供のように純粋に、真っ黒な幸福を得ることを諦めることができません。

それは彼にとって生きることと同じくらい必要なことでも、被害を被る人にとってはサイコパスや巨悪としてしか映りません。


大人とも子供とも言いきれない複雑な彼のことを言語化するのは難しいのですが、「童心を肯定するために大人になった人」と表現するのが、今は1番しっくりきている気がします。


 

多くの世界線で、コナーはバーレットやファブリアーノと共に甍やザノたちの敵として登場します。

まだこれからヴィランサイドのキャラクターは増えそうかもなぁと思っていますが、中でもコナーの秘書はちょっと面白い人です。

名前はヴィファール・モーシュ。まだビジュアルは公開できていませんが、彼らの日常の掛け合いも今から描くのが楽しみなので、弊創作のヴィランズを私と同じく楽しんでいただけたら幸いです。


記事がながくなりましたーーーー!!!

けっこうしっかりうっかり大事な部分を語ってしまったので本編で書くことがなくなりそうです!ウワーーがんばります!!


長々とお付き合いいただき本当にありがとうございました!


それではまた次の更新で。



cona

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