イメージカラーは黒とビビッドなマゼンタピンク!♡
ポップで明る〜い!(⁉︎)BFK兄さんの簡単な解説を、誕生日にかこつけて書いていこうかなと思います。
BFK兄さんを作ろうと思った時に抱いた最初のイメージは、
「大学のサークルでいつも女の子と話してるコミュニケーション能力の高いイケメンの先輩で普段はスタバでバイトしてそうな男」
でありました。
何故このイメージを作ろうと思ったのか未だに謎ですがどうしても作りたかったんですね…
スタバのお兄さんに大偏見を持ちつつ性格とビジュアルをつくっていきましたが、それゆえに兄さんのコミュニケーション能力は今でもとても高く、彼の根幹を成す要素になっています。
仲間に対しても普段からヘラヘラと冗談を交えながら会話しており、いつも無駄にテンション高く持ち前のコミュ力で円滑に応対してくれています。
ですが、BFK兄さんは弊創作のキャラクターの中でもかなり謎の多い子です。
もちろん全キャラクターそれぞれに「謎」な要素は設けてあるのですが、BFK兄さんはその中でも「自分で意図的に秘密を隠している」タイプの、謎が多い人です。
それは公開している名前がアルファベット3文字である部分からもお察しいただけるかもしれませんが、彼の本名や素性といった過去の情報の類は全て、彼と同じチームの人間でもまったく知り得ません。
「ショージキさ、活躍できるんなら経歴なんかなくたってよくない?」
がBFK兄さんの基本マインドであり、その実力至上主義な台詞を言い放てるだけあって彼は大変器用な人です。
人当たりがよく、誰とでも仲良くできてしまう人柄。どこに行ってもなんの仕事をさせても素早く要領を掴むことができ、人の視線や言動を観察すれば相手の考えてることやして欲しいことなんか大体分かってしまう。
それは人と関係を築くうえでとてもプラスに働く能力ですが、だからこそ、彼にとっては人の心なんて少しのことで手玉にとれてしまう。
その能力は諜報活動に大変有利に働くため、彼は所属している軍隊やチームの中では諜報と斥候を主に担当しています。
彼の特技が声帯模写であることも、役割を得た理由のひとつです。
BFK兄さんは話していると楽しい気分にしてくれる良い人なのですが、話してくれた内容のうち果たしてどこまでが相手を楽しませるために言ってくれた言葉なのか、彼の本心がどこにあるのか、彼の目的が何なのかは、誰も知らないのです。
ただ思想としてはやや虚無主義的であり、たまに全てを悟ったような暗い目をして、ぼうっと鏡を見つめていることがあります。
"BFKってなんの略なの?"
と聞かれた際には
"ブラックフレーム(眼鏡)のカッコいいお兄さん"
と自分で言うくらい自分の容姿が大好きで自信もあるはずなのですが、もしかしたらコンプレックスでもあるのかもしれません。
(それについて本人が教えてくれることは、やっぱりありませんが…)
さて、弊創作のキャラクターの名前にはひとりひとり"紙"の名前がつけられているのが特徴ですが、BFK兄さんの場合は「BFKリーブ」という名前の版画紙からそのまま頭文字3文字を頂いて名付けております。
メタ方面から言えば弊創作のキャラクターには、その後の物語に関わってくる鍵みたいなものを込めてつけているところが多いので、名前の意味の全部を明かすことができない子が何人かおります。
そのうちの1人、中でも1番名前が強く秘匿されているのがBFK兄さんです。
それは世界線を超えた場合でも、実は同様です。
世界線ごとに舞台となる場所が国レベルで変わるため、地域に合わせてキャラクターの名前も変わるのは弊創作の特性ですが、
例えばワトソンならば
【大正奇譚・書肆無眼堂】家津和渡(いえづ わと)
【月日町へようこそ!】好越和渡(よしごえ わと)
【墨中國史】和屠(わと)
のように、世界線ごとに漢字は違っても読みが「わと」で共通している名前がつけられています。
しかしBFK兄さんの場合は
【大正奇譚・書肆無眼堂】黒田亭二三(くろだてい にぞう)
【月日町へようこそ!】黒葛夏南(づづら なつな)
のように、
本編世界線だけでなく全ての世界線で名前の読みが統一されておりません。
まるで名前を特定されることから逃げるように、読みがバラバラです。
それはBFK兄さんが、本編世界で沢山の偽名を持っていることにも関連しています。
前述しましたが、彼は所属していた軍隊では諜報・斥候を担当する言わばスパイであったために、複数の名前が存在していました。
唯一、どの世界線でも「黒」の漢字が入っていることは共通点で、それは彼のイメージカラーのひとつである「黒」と、彼自身がチームの仲間から呼ばれているあだ名が「ブラック」であるという要素に起因しています。
BFK兄さんの名前の謎の全貌については重要な鍵とする予定であるため、本編の方でゆっくりと描いていけたらいいなと考えております。
BFK兄さんについてここまで語ったことはまだあまりないと思うのですが、陰の顔を陽の顔で思いっきり隠そうとしているのがが可愛いところだな…と作者的には思っております。
普段すごく明るいのに裏ででっかい闇を抱えている男は良いですね。
しかしそんなBFK兄さんでも、バディであるストラスモアとは、チームに入る前から知り合いなこともあり他のメンバーより深く話ができることもあるようです。
兄さん曰く、ストラスモアは結構天然なのであんまり深く考えずに話せて良いのだそうですが、スト様はなんだかんだしっかり聞いていますしBFK兄さんのことを常に案じているので、それが想像以上に強く垣間見えることがあると、兄さんはすごくびっくりしたような顔でスト様を見ることがあります。
それは、たぶん素の表情ですね。
(この微妙な温度差の2人の、チグハグなようでピッタリなようでもある関係性が作者はとても好きなので、このバディは徒然組と名付けて気に入っております。)
どこか飄々としていて掴みどころのないBFK兄さんですが、彼の心はどこにあるのか分からないながらも物語を追うにつれ少しずつ確実に"変化"していきます。
その変化が良いものにしろ悪いものにしろ、変化すること自体が兄さんの良さでもあるので、その様子は作中でじっくり描いていきたいと思っています。
そしてま〜〜た長々と書いてしまいましたが!今回の更新はここまでといたします。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
BFK兄さん、改めてお誕生日おめでとうございました!㊗️
cona